お知らせ・クリニックブログ
歯並びと虫歯。
17.05.09
渋谷駅徒歩1分の歯科、ウエストデンタルは安心、安全、納得の歯医者さんです。
歯並びが虫歯とどう関係があるのか。そもそも虫歯とはどうしてできるのでしょうか?
お口の中には、口腔常在菌といものがいて、外界からの有害な菌などを体に入らないようにブロックしてくれます。その菌の中に虫歯になる菌がいます。虫歯になる菌は当然ながら生物ですから何らかの栄養を取っていきています。ではどこから栄養をとっているかというと、我々が食べた食べかすがお口の中に残るのですが、その食べかすを虫歯の菌が食べているのです。
人間もご飯を食べて栄養をエネルギーに変えて生きていくことができます。その際に老廃物としてうんちやおしっこをすることもご存じのとおりです。では虫歯の菌はというと、我々が排泄するものの代わりに酸を出すのです。歯はカルシュームによってできているためこの菌が出す酸によって溶かされてしまいます。これが虫歯となるわけです。
つまりは、いかに食べかすをお口の中に残さないように食後歯磨きをすることによってできるかというところがポイントになります。歯並びが悪いとどうしても食べかすがのこりやすくなりかなりの時間をかけて歯を磨く必要があります。
はならびが良いと当然磨きやすくなるため食べかすが残りにくくなるため虫歯になりにくくなるという考え方になります。当然しっかりと歯磨きをすることが前提になります。
矯正をして歯並びをよくするというのは将来にわたって虫歯やさらに歯周病を予防するうえでとても良い影響を及ぼすことになります。
そんな記事があったので、ここで紹介します。^^
◆歯並びは虫歯に影響あるの?
悪い歯並びだけが虫歯の原因ではないが、リスクの1つです。 歯の表面のどの部分が最も虫歯になり易いのかご存知ですか? 答えは、歯と歯の境目です。この場所は、実は歯医者さんも検診の際に特に注意して虫歯がないか良くチェックしています。
歯並びが虫歯に影響するというのは本当です。歯と歯が密着しているこの部分の違いが虫歯になりやすさに影響します。
・歯並びが良い場合
歯並びが良い場合、見た目だけでなく全ての歯と歯の密着部分がきちんと揃っているため、外側からも内側からも歯ブラシが届きやすく汚れを落としやすくなります。食物を噛んだ時に、歯の周囲を食物が滑ることで、汚れを落とす自浄作用が効果的に働き、汚れも溜まりにくくなります。
咬み合わせに関して、最も効率的な方向に咬む際に力がかかるため、余分な力のストレスがかからず、虫歯や歯周病が悪化しにくくなります。
・歯並びが悪い場合
歯並びが悪いと、歯と歯の密着部分が揃わなくなり、凸凹した状態になるため、歯ブラシが片側しか入らなかったり、届かなかったりします。また食物がうまく歯の周囲を流れることができないため、汚れとなって停滞しやすくなります。歯と歯の間に物が挟まりやすく、取り除き難いため、虫歯になりやすくなるのです。
咬み合わせに関して、咬む際の力が、斜めの方向にかかることが多く、余分なストレスが歯にかかるため、虫歯や歯周病が悪化しやすくなります。
実際の臨床でも、高齢で自分の歯がしっかり残っているような人の歯並びは、きれいに揃っていることが多く、歯並びが良くないまま、歯が残っているケースは少なくなるのが現実です。
◆歯並び悪くても虫歯にならない方法
歯並びの悪い方にお奨めなのは、ブラッシング後に「デンタルフロス」を利用することです。デンタルフロスとは、糸のようなもので歯と歯の間のプラークを除去するために使用します。
歯並びが悪い場合、歯と歯の間に歯ブラシが届かなくても、デンタルフロスを使用すれば、プラークは綺麗に取れます。歯並びが良い人と同じようにプラークコントロールが出来るのです。
さらに咬み合わせなどを時々歯医者さんなどで調整してもらうことでも、歯にかかる負担やストレスが減少させることが出来ます。