お知らせ・クリニックブログ
需要と供給
17.01.23
渋谷駅徒歩1分の歯医者ウエストデンタル、安心、安全、納得の歯科です。
経済の原則といってもいいこの関係。需要があるから供給がある。我々医者の世界も同じで治してほしいから治療が存在する。ただ、医者も魔法使いではないため患者さんの要求通りにならないこともあり、また予想だにしない事態になることもあります。こういったことに対する誤解を極力回避するためには患者さんとのコミュニケーションが必要。とはいっても1-2回しか来たことがない患者さんとじゅうぶんなコミュニケーションがとれるかというと、また難しい。
治療にきているのに話しか聞かずにおわったという不満を言われることも、あり得ます。
こんな時、まさに神の手がほしいなと切実に思うことがあります。
岐阜で同じ歯医者さんが患者さんに刺殺されるという痛ましい記事を目にして、こんなことを欠いてみました。
岐阜市黒野南2丁目の歯科医院で院長の渕野太賀臣(たかお)さん(50)が20日に刺殺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された無職長浜伸幸容疑者(58)=同市折立=が数年前に渕野さんから受けた歯槽膿漏(しそうのうろう)の治療で「歯を余分に抜かれた」などと不満を抱いていたことが捜査関係者への取材でわかった。
岐阜北署は22日、容疑を殺人に切り替えて長浜容疑者を送検した。
捜査関係者や同署によると、数年前から渕野さんの医院に通っていた長浜容疑者は、渕野さん宛ての手紙を16日に医院に直接投函(とうかん)。17日には医院で渕野さんと話をしていたという。18日にも手紙が届いたため、渕野さんが同署に相談。手紙には治療への不満や金銭要求をほのめかす内容が書かれていたという。長浜容疑者も同日、渕野さんの後に署を訪れ、治療への不満などを漏らしていたという。