お知らせ・クリニックブログ
インプラントて?No.1
16.11.19
安心、安全、納得の歯医者ならウエストデンタルへ、渋谷駅徒歩1分の歯科。
インプラントてなんでしょう。
No.1として今回はインプラントをするまでの心構えといったところを書いてみましょう。
まず、インプラントとは埋め込むという意味あいがありますが、まさに喪失した歯の部分にチタンでできた人口の歯根を埋め込む治療法を言います。
この治療はスエーデンにあるルンド大学のブローネンマルク教授がインプラントの研究中に偶然発見できた方法です。その後10年間の治験を経て臨床応用になりました。そこから色々な追跡調査がしっかりされており、今では30年後の成績が下顎で85%上顎で75-80%の生存率になっています。
この上下の成績の違いは骨の質に違いがあるからと言われています。
ただ、ここでとても大事な注意事項をお話しします。
インプラントはとてもよい方法ですが、歯を喪失したらインプラント治療でしかなおせないわけではありません。(とても重要なポイントです)
インプラント以外でもブリッジや入れ歯といった方法で喪失した歯を補うことができ食事を摂取することができるのです。
歯医者さん行って、ここはインプラントでしか治せませんと言われたら、再度その先生の考えをよく聞いてみてください。インプラント以外の方法が必ずあるのにそれしかないという理由に納得できない場合はその歯医者さんではインプラント治療を受けるのはやめておいたほうがいいかもしれません。
インプラント治療を進めるときにまず最初に行うのが、十分な説明です。上記でも示しておりますが、インプラントの治療は常に100%の成功を約束できるものではないことを十分に理解をしておいてください。
そのうえで、しっかりした説明がなされるかどうかがとても重要になります。そこで術者の技量や治療に対する姿勢が見えてくるはずです。
色々なところでも欠点として述べられていますが、歯科医師の過剰および政府による診療報酬削減により、新しくインプラント治療を始める歯科医師も多く、手術の技術、経験、経過観察などのレベル差が大きいと言われています。
これらのことを頭において是非ともこの先生なら信頼できるなという歯医者さんを選ぶことがまずインプラント治療をするうえでとてもだいじなことだと思います。
また、インプラント治療というのは、ただインプラントをするのがうまいというだけで長持ちをさせることはできません。歯周病のコントロール等も大事なポイントですから、一般的な治療の延長にある治療であることも常に念頭に入れておくとよりとおもわれます。