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お知らせ・クリニックブログ

コロンビア

14.05.14


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なんと、膝の十字靭帯を断裂していた、ファルカオがワールドカップに間に合ったとのこと。まあ、100パーセントの動きができないことは確実ですが、もともと強いコロンビアにさらなる強いオプションが加えられたということになります。困りました。この選手はストライカー特有のエゴイスティックなゴールを決めるのではなく、周囲を利用し変幻自在のゴールを決めてくるタイプ。最もマークしにくいタイプ。しかも決定率が非常に高い。

南米予選でも、チームがきめた得点の三分の一を彼が決めています。いやあ、これは日本の初戦としてはこのチームとやって攻め切れるのかな。ファルカオを抑えこめるだけの攻撃ができるなら面白いのですが、、、ファルカオを自由にやらせるスペースを与えることだけは。、、、といっても、コロンビアはこの人だけじゃないんですよね。

こいつは、初戦からザッケローニ監督の目指したサッカーをしっかり見極める試金石になりますね。

◆ラダメル・ファルカオ・ガルシア(モナコ) 28歳 フランス・リーグアン 17試合9得点

ペケルマンがキャプテンに指名したコロンビアの大エース。類まれな決定力と攻撃のビジョン。そして勝利への執着心。19歳からA代表に名を連ね、チームの象徴となるべきエースにキャプテンマークを与えることで、幅広い世代から構成される選手たちが1つになることを求めたのだ。

ファルカオを中心にまとまったチームは南米予選で快進撃を見せた。ファルカオは南米予選ではチームがあげた得点の3分の1にあたる9ゴール(3得点はPK)を決め、アシストや起点になった場面も含めると大半のゴールに直接的に絡んでいる。

もっとも、彼は全てを単独で決めるタイプのアタッカーではない。流れの中からの6得点は全てペナルティエリア内から決めているが、3つはディフェンスラインの裏に抜け出したもの。2つがクロスから。残る1得点は中盤から縦パスを右のワイドな位置で受け、マークが来たところで中に切り返し、左足でファーサイドに巻いてゴールネットを揺らす形だった。

ラインブレイクでファルカオの持ち味を象徴しているのが、アウェーのチリ戦で決めたゴール。中盤でMFのラミレスが目の前の敵をかわすと、ファルカオはあっさりとディフェンスの裏を取り、GKとの1対1を制して右足で流し込んだ。ファルカオが完璧なタイミングで動き出したことも見事だが、相棒のグティエレスが手前に引くファルカオとは逆の動きでディフェンスラインを彼の側に引き付けていた。

彼の得点には必ずと言っていいほど、周りのフォローやサポートが絡んでいる。組み立てからフィニッシュまでの流れを仲間たちと共有し、時に自分が周囲を助ける側になりながら、最後は冷静に決めるのがファルカオのスタイルなのだ。