お知らせ・クリニックブログ
長崎大学附属病院の医療ミス
14.03.01
渋谷駅から徒歩1分の歯科ウエストデンタルクリニク
いやあ、医療に携わる者としてこの医療ミスという言葉は怖いですね。人間ですから、ミスは必ずするものなんですが、それを防ぐ方法もあるんですよね。あくまでも注意するてのは、もちろん当たり前なんですが、なるべく複数の目でいろいろなことをするというのが、最もこの人為的なミスを防ぐ方法なんですよね。
今回のように内視鏡での手術の場合、画像をみんなが見えるようにするとか、術者以外が見えないような環境をできるだけ避ければいいのですが、なんにしてもお金がかかります。
大学病院だからといって、昔のようになんでも持っている時代ではないだけにこまりますね。
今回のように、ポリープを摂るだけで、失明とは、、、絶句としか言い様がありません。
長崎大付属病院(長崎市)は28日、昨年6月に実施した成人患者に対する副鼻腔(びくう)炎治療の内視鏡手術で医療ミスがあり、患者の左目を失明させたと発表した。30代の医師が鼻から器具を入れて患部を切除する際、誤って左目の神経を損傷したという。病院は「患者が公表を望んでいない」として、患者の性別などは明らかにしなかった。
病院によると、患者の鼻腔内のポリープを鉗子(かんし)で取り除く際、誤って副鼻腔と眼窩(がんか)を隔てる薄い骨の壁を突き破り、視神経を断裂させた。外部調査委は昨年10月末、医師が事故を防ぐ作業を怠ったとして、「過失」と判断。患者側との交渉を経て発表に至ったという。
宮崎泰司・副院長は記者会見で「失明されたご本人、ご家族には本当に申し訳なく、深くおわびします。再発防止に努めたい」などと謝罪した。